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お盆の準備
精霊棚(魂棚・先祖棚・盆棚・玉棚などともいいます。)
昔は、仏壇を使わずに、どの家でも座敷や庭先に作って飾り、先祖の霊をお迎えする特別な祭壇でした。普通は13日の朝に作ります。
新盆(初盆)の家では、1日〜7日までに作るところが多くありますが、その時は「お位牌・香・華・灯燭・正面にお水」くらいで、7日頃から飲食や供物をお供えして頂ければ十分です。
まつり方
オガラや笹竹などを左右に組むところもありますが、「かもい」などを利用して頂いて結構です。そこに「盆の花」(ゆり・おみなえし・みそはぎ・なでしこ・ほおずき・ききょう等)を飾り付け、十六ささげ(サヤの付いたままの豆)を下げます。
また机には、真菰筵【まこもむしろ】を敷いてその上に野菜などをお供えするところも多いようです。
そうめんや果物を供える例も一般的ですが、ほおずきの他には「まなす」など赤い実を飾る風習もあります。
- 「かもい」などに草縄(糸など)を張り、そこに「ほうずき・枝豆・小豆・里芋・栗」などを逆さに下げます。
- 「五如来幡(5色の幡)」がある場合は、それも「かもい」などに下げます。
- 机の上に真菰筵【まこもむしろ】を敷きます。
- お仏壇から、お位牌・燭台・香炉・花瓶などを出します。
- 正面にお水の入った器をお供えします。
- 胡瓜・茄子の牛馬を飾ります。胡瓜や茄子にオガラを刺して足にします。しっぽは「えのころ草の補・トウモロコシの毛など」で作ります。背中にはそうめんを乗せます。
迎え火
13日の午後、菩提寺(自分のお寺)などが近ければ、本堂の真燭より提灯【ちょうちん】のローソクに火を移し、お墓参り後に自宅の精霊棚のローソクに移します。
真燭が無い場合などは、お墓参り後に提灯のローソクに火を灯します。
お墓が遠い場合などは、オガラなどを玄関前で焚き、ご先祖をお迎えします。
送り火
15日の夕方または16日の朝、精霊棚の火を提灯に移し、精霊棚のお飾りや供物をお墓に持参し、お見送りのお参りを致し、ご先祖さまの里帰りの儀式は終わります。
その他、オガラを玄関先で焚き、その煙でご先祖さまが帰って行くとも言われています。
※上記の内容は、一般的なもので、「すべて揃えなくてはいけない」というものではありません。揃わないものは、省略して頂いても結構です。また地方の風習・宗派などによって変わるものもありますので、ご了承下さい。
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