水子供養をお考えの方へ
さまざまな想いを胸に、このページをご覧になっていることと存じます。
どのようなご事情であれ、お子さまを想うそのお気持ちは、とても尊いものです。当院では、まずそのお気持ちに深く寄り添い、共にご供養せていただくことを最も大切にしております。
はじめに、どうぞご安心ください。
よく耳にする『水子の祟り』というものは、決してありません。
お子さまは、祟るような怖い存在ではなく、私たちを優しく見守ってくださる観音様や、お地蔵様と同じ、清らかで尊い「仏様」なのです。人を苦しめるどころか、その小さな手で、いつもお母様、お父様の幸せを願い、応援してくれている、とても優しく愛おしい存在です。
仏教の教えに、「さいの河原」というお話があります。親より先に旅立った子どもたちが、河原で石を積むお話です。「一つ積んでは、お母さん、お父さんが幸せでありますように…」。自分のためではなく、ひたすらに、ご両親の幸せを祈りながら、けなげに小さな手で石を積み続けているのです。
もし今、心に苦しみや悲しみがあるのなら、その原因をお子さまに求める必要はありません。その苦しみを、誰よりも悲しんでいるのは、お子さま自身です。お子様は「どうか幸せになって」と、空の上からいつも純粋な想いで見守ってくれています。
では、水子供養とは何でしょうか。
それは、想い続けてくれる大切なお子さまへ、心からの「愛情」と「ありがとう」を伝えることです。
「あなたのことを、ずっと大切に想っているよ」
「短い間だったけれど、私たちのところに来てくれてありがとう」
そんな温かい気持ちと共に、当院の本堂でお子さまが安らかな光の世界へ還れるよう、そっと手を合わせること。それが、本来の「水子供養」なのです。ご自身の幸せのためというよりも、まずはお子さまの安らぎを願う、慈しみの行いです。
当院では、お一人おひとりが抱えるお気持ちを大切に受け止め、お子さまへの大切な想いがまっすぐに届くよう、心を込めてご供養のお手伝いをさせていただきます。
お子さまと、お母様、お父様が、温かい光に包まれますことを切に願っております。
合掌