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箱石仏

箱仏

彫刻は、鎌倉時代と言われており、当院の墓石や石仏の中で最も古い石仏です。
この石仏は、二仏並んでいるので夫婦和合や家族円満、または五穀豊穣、道中安全など、どのような願いを込めて作られたものか、今となっては知る由もありません。
しかし、鎌倉時代から約700年前もの間、風雨にさらされながらも、今もここで私たちの安寧を見守っていていただける尊い存在であるのは確かな事実です。
何人の人々が、手を合わせたのでしょう。
何人の人々に、慈悲を施してきたのでしょう。
悠久の時を超えてきた箱石仏へ、今ここで手を合わせられる幸せに感謝をし、箱石仏のように慈悲の心で日々過ごしたいものです。