美野里 豊川稲荷

美野里豊川稲荷へ参拝される方々は、ご本尊の荼枳尼眞天(だきにしんてん)に開運満足や所願成就を願い、皆様が開運に導かれるよう手を合わせてお願いをされております。
そして、毎年1月1日午前0時より堂内では、新年ご祈祷を厳修し皆様の1年間の安寧や所願成就の法要をしております。
愛知県豊川稲荷のご本尊と同じ「荼枳尼眞天(だきにしんてん)」のご分身を賜り、『美野里豊川稲荷』として当院に奉安しております。
※荼枳尼眞天は仏様ですので、柏手は打たず、合掌してお参りください。
豊川稲荷ご本尊の縁起は、第84代順徳天皇の第三皇子たる「寒巌義尹(かんがんぎいん)禅師」が鎌倉時代の文永元年(1264年)入宋求法、同4年帰朝のためご乗船の際、海上に霊神が現れ、妙相端麗稲穂を荷ない、手には宝珠を捧げ、白狐にまたがるお姿にてご神示がありました。
禅師は深く感動され、帰朝後、示現のお姿を自ら刻み、守護神として祀られました。
これより代々相伝され、6代目の法孫「東海義易禅師」が豊川の地に禅寺「円福山妙厳寺」を開創と共に鎮座し、爾来幾多の霊験を現じ、福徳の神、抜苦与楽の神として、現代まで広く崇仰されております。